【新華社鄭州6月24日】今週2便目となる、貨物を満載した50両編成の「中歐班列」新郷號が22日午後0時50分、中國河南省新郷市の現代公鉄物流パーク內の新郷経済開発區専用鉄道を出発した。中國と歐州を結ぶ國際定期貨物列車「中歐班列」の新郷號が1週間に2便運行したのは初めて。
新郷號は、山西省太原市、寧夏回族自治區の銀川市、中衛市、甘粛省武威市、新疆ウイグル自治區ウルムチ市を経て、同自治區阿拉山口で國境を通過し、ウズベキスタンのタシケント、Chukursay、カザフスタンのシムケントなど中央アジア5カ國の十數都市まで運行している。走行距離は片道約3600キロ、所要日數は3~5日。
3月28日の運行開始以來、新郷號は累計700両運行し、輸送量は1萬1200トンを超えた。貨物は主に工業用、農業用機械や醫薬品、化學製品、鉱山建設機械など。新郷経済技術開発區の職員によると、近いうちに週2便を常態化し、併せて帰路輸送も予定しているという。
新郷號は當初、中國と中央アジアを結ぶ「中亜班列」として運行を開始したが、その1カ月後に河南省政府口岸弁公室の承認を経て「中歐班列」システムに組み込まれた。新郷號は同じ「中歐班列」の鄭州號と互いに補完しつつ発展し、黃河の両岸でそれぞれ中國と歐州、中國と中央アジアをつなぐ2大國際貿易ルートとなることが期待される。
當社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無斷転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事:
