【新華社東京6月20日】中日平和友好條約締結40周年と中國の改革開放40周年を記念した「中國景徳鎮新鋭磁器作品展」が19日、東京の中國文化センターで始まった。會場には若手デザイナーや蕓術家が製作した器や壺など約100點の作品が展示され、訪れた人點は伝統と革新が融合した作品に熱心に見入っていた。
中國景徳鎮市政府の李雪海・副秘書長は開幕式で「陶磁器はいわば中華民族の蕓術の寶であり、昔から貿易や文化交流の場で、中華文明を伝える重要な使命を擔ってきた。現在の日本の陶磁器文化にも景徳鎮の影響が認められる。本展では景徳鎮の最新成果を披露したい」と語り、10月に交流展として九谷焼の展覧會を中國の景徳鎮市や上海市で開催することを明らかにした。
在日中國大使館の陳諍文化參事官は來賓あいさつで「景徳鎮の焼き物は、古くはシルクロード、現在は『一帯一路』を通して、國と國の関係発展や國民感情の増進などに大きく貢獻してきたが、今後も引き続き重要な役割を果たすだろう」と期待を示した。
中國江西省に位置する景徳鎮は長い陶磁器生産の歴史を持ち、「磁器の都」と呼ばれている。今回の展覧會は、従來の伝統的なイメージを良い意味で覆す作品を集めたもので、金箔や銀箔を施しモダンにデザインした作品や、穴を開けて透明の釉薬をかける「玲瓏」(日本で一般的に言う「ホタル焼き」)の技法を多用した繊細な作品、薄い色ガラスを敷き詰めたような透明感あふれる作品など、全く新しい景徳鎮の世界観を表現する作品が並んでいる。
展覧會は土日を除き29日まで開かれる。
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