【新華社北京6月12日】中國航空工業集団(AVIC)は11日、中國が獨自開発した「小鷹500」2機が南アフリカに引き渡された後、初飛行を行ったことを明らかにした。これは、中國産の汎用航空機が正式にアフリカ市場に參入したことを意味する。
同社によると、「小鷹500」機が海外で訓練機として採用されたのは今回が初めてという。
同社が研究開発した「小鷹500」は中國民航CCAR-23部の基準を厳格に守って設計・生産した初の飛行機で、4~5人乗りの小型多用途航空機として、獨自の知的財産権を有する。優れた性能、経済的なランニングコスト、整ったアフターサービスで國內外で人気を集めている。これまでに、80機余りが國內外の顧客に引き渡されている。
2017年4月、同型機は南アフリカTAC認証を正式に得た。
同型機を南アフリカに納入したことはアフリカ地域における同社のマーケティング戦略に重要な意義があり、一つのモデルとなるもの。また、同型機はアフリカの顧客に飛行體験と運行モデルを提供し、南アフリカや他のアフリカ諸國が中國産民用機を導入、使用することに例証を提供するという。
同型機が南アフリカで実際に使用されるようになってからも、同社の技術サービスチームによるパイロットの訓練や設備保障が行われるという。
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