【新華社北京4月19日】中國商務部の高峰報道官は19日の記者會見で、米國が世界貿易機関(WTO)宛ての文書の中で、中國と貿易紛爭について協議する用意があると表明したことについて、米國の行動は手続きに沿っただけのもので、両國はいかなる二國間交渉もしていないと指摘した。
高報道官は次のように述べた。米國が國內法に基づき中國に対して行った(通商拡大法)232條と(通商法)301條の調查は、WTOの精神と原則に甚だしく違反している。協議は紛爭解決の提訴の中で行わなければならない手続きにすぎない。関連の手続きに基づけば、米國は中國から協議の求めを受けたら、10日以內に返事を出す必要がある。米國の行動はWTOの紛爭解決メカニズムの下で中國の提訴の手続きに沿っただけのものだ。中國はWTOの紛爭解決手続きに基づき、米國に対する提訴を進めていく。両國は今のところ、米「301條」調查と米國の中國商品課稅リストに関して、いかなる二國間交渉もしていない。
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