新華網北京8月29日(記者/王卓倫)28日14時30分ごろ、インドは違法に國境を越えて中國の洞朗地區に侵入している國境警備部隊及び裝備のすべてをインド側に撤退させた。これは、インドが現在の情勢を正確に認識し、間違った立場を改めた後に取った正しい選択である。
洞朗地區からの撤退は、インドが引き起こした越境事件が、2カ月以上を経て解決に至ったことを示し、インドが違法行為を止め、國際法を遵守する正常な道に戻った賢明な行動である。事実は詭弁を許さず、洞朗地區は國境線の中國側にあり、長期的に紛爭は存在していない。インド軍の違法な越境は、中國の領土主権を著しく侵害し、國際法の基本原則と國際関係の基本準則をも踏みにじるものだ。
中國側について言えば、様點なルートを通じて領土主権と合法的な権益を斷固として守る決意を示し、中國軍も効果的な対応措置を講じた。また、中國側が自製の態度を維持し、外交ルートを通じてインド側と繰り返し意思疎通を行い平和的な手段で事件を解決する最大の誠意を示した。
是と非は世論によっておのずから決まり、正義は人の心にある。インド軍の撤退は當然である。中國とインドは隣國で、世界2大発展途上國でもあり、両國の共同利益は相違を大きく上回る。中國はインドとの善隣友好関係発展を一貫して重視し、互いの領土主権の尊重を基礎とした両國関係の維持に力を盡くしている。
インド軍の違法な越境事件の終息に伴い、中國側は引き続き歴史的な境界條約の規定に基づいて、主権の権利を行使し、領土の主権を守り、洞朗地區での駐屯、パトロールを引き続き行う。また、インドが引き続き正しい姿勢を取り、中國と向き合って進み、両國関係の健全な発展を適切な行動で推進することを希望している。
(新華社より)
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