(王珊寧 撮)
新華網北京8月29日(記者/王珊寧)中國社會科學院に主催された「中日國交正常化45周年記念國際學術シンポジウム」の開幕式が26日、北京市の人民大會堂で開催された。今回のシンポジウムは、唐家璇(セン)中日友好協會會長、日本の橫井裕駐中國大使、河野洋平元衆議院議長ら中日雙方の多くの友好人士、専門家及びメディア代表などが開幕式に出席し、素晴らしい講演を行なった。

唐家璇(セン)中日友好協會會長(寫真は中國社會科學院より)
唐家璇(セン)中日友好協會會長は、開幕式の基調講演を行なった。同會長は、中日関係の正しい方向への改善・発展を推進するために雙方が努力すべき4つの重點を提起した。1つ目に、正確な認識を確立し、政治的な相互信頼を深める。2つ目に、大局・長期的な視點で、摩擦や不一致を管理・制禦する。3つ目に、経済貿易の協力を深め、互恵・ウィンウィンを図る。4つ目に、友好的な交流を強化し、國民の友情を深める。

王偉光中國社會科學院の黨組書記・院長(寫真は中國社會科學院より)
王偉光中國社會科學院の黨組書記・院長は開幕の式辭の中で、今日私たちが中日國交正常化45周年を記念するのは、両國の関係発展への責任感と使命感を強め、國交正常化の初志を振り返り、中日関係のよりよい発展を堅実に推進するためであり、このようにしてこそ真の意味で「歴史を鑑として未來に目を向ける」ことができると指摘した。

日本の橫井裕駐中國大使(寫真は中國社會科學院より)
橫井大使は式辭の中で、今回のシンポジウムで、日中雙方の有識者が互いに知恵を分かち合い、時代とともに前進していく日中関係の発展について活発な討論を展開するよう強く期待していると述べた。

日本の河野洋平元衆議院議長(寫真は中國社會科學院より)
親中派として著名な政治家である河野洋平元衆議院議長は基調講演で、同氏が長期に渡り「1つの中國」の立場を堅持し、過去の歴史を正確に認め、中國との関係が健全で安定して発展するよう望んでいるとの一貫した意見を重ねて表明した。
開幕式では、中國社會科學院日本研究所の高洪所長が「中日関係発展の6つの基本的見解」の文書を読み上げた。1、歴史を直視し、未來に目を向ける。2、原則を遵守し、相互信頼を積み重ねる。3、経済協力し、互恵・ウィンウィンの関係を構築する。4、交流を強化し、平和的に共存する。5、共通點を求めて相違點は保留し、摩擦を解消する。6、平等に接し、何世代にもわたり平和を守る。
(新華社より)
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