2016年の日本國內の紙おむつ生産量は前年比2%減の約213億枚で、15年ぶりの減少となった。『日本経済新聞』の6月26日の記事によると、生産の増加を牽引してきた訪日中國人の爆買いが一段落したことが大きく影響している。しかし、花王などのメーカーは中國國內での生産を強化し、中國市場の獲得に力を入れている。
日本衛生材料工業連合會は、紙おむつ関連企業18社の業績をまとめた。全體の65%を佔めるベビーおむつの生産量は前年比6%減で139億枚、7年ぶりの減少となった。大人用おむつは6%増で74億枚、15年連続で増加しているが、ベビーおむつの減少を補えていない。
報道によると、2012年頃から日本の一部ベビーおむつは品切れ狀態にある。花王は2014年に山形県に紙おむつの新工場を設立し、主要メーカーはどこも増産している。しかし、最近は大量購入などの狀況が緩和され、2017年の國內での生産量は16年とほぼ同じ水準になる見通し。
中國の紙おむつ市場は年率5~10%の高成長を維持し、花王は安徽省の紙おむつ工場に増産のための投資を行うなど、各社は市場獲得に力を入れている。
(チャイナネット)
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