北京市環境保護局の方力局長は25日、「北京市は今年、大気汚染の改善にきわめて強力に取り組むことで、市內のPM2.5(微小粒子狀物質)の平均濃度を60μg/m3(1立方メートル當たり60マイクログラム)にまで抑える」と明らかにしました。
この日、北京市第14期人民代表大會委員會第38回會議が北京で開催されました。方局長は會議の場で、「2016年北京市環境狀況」および「環境保護目標の達成狀況」に関する報告を行いました。
方局長は、「PM2.5は依然として空気汚染の核心的な問題で、國家基準値の1.1倍を超えている。大気汚染の影響が日點深刻化しつつあり、2016年12月以降、北京地域では広範囲に及ぶ重度な大気汚染が4回発生し、最長で11日間続いた。これにより、社會・生産活動と人點の生活は大きな影響を受けた」と強調しました。
さらに、「今年は大気改善にきわめて強力に取り組むことで、PM2.5の平均濃度を60μg/m3にまで抑え、エネルギーのクリーン化、自動車の低排出化、都市管理の細分化、地域の協力深化を全面的に推進していく」と述べました。
そのほか、北京市は今年、水質汚染の予防と改善を推し進め、土壌の汚染防止作業を展開していくということです。
(中國國際放送局)
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