新華網アブジャ1月13日（記者/張保平、陳淑品）中國外交部の王毅部長は11日アブジャでナイジェリアのオンエアマ外相と共同記者會見を開催した際、中國側はナイジェリア側が「一つの中國の原則」を堅持し、また斷固たる措置を講じて両國の政治的相互信頼に影響を及ぼした歴史遺留問題を解決することに対し、稱賛の意を表する。「1つの中國」の原則を堅持することは、人心の向かうところであり、大勢の赴くところでもあると表明した。
王毅外交部長は次のように指摘した。「１つの中國」の原則は中國の核心的利益に及んでおり、中國が世界各國と友好関係を維持し、発展させていく前提であり基盤だといえる。台灣地區のナイジェリア駐在機関が長年にわたり自身の身分にそぐわない活動に従事しており、これは「一つの中國」の原則に明らかに背くものだ。昨年の4月に習近平主席はブハリ大統領と「一つの中國」の原則を堅持し、両國関係の政治的基盤を維持することについて重要な共通認識に達している。ナイジュリア側はこれを履行して承認し、最近一連の斷固たる措置を講じて台灣地區のナイジェリア駐在機関の看板を外して改名し、首都からの転出および権限・人員の削減を厳命し、また、ナイジェリア政府高官や機関に対し、台灣地區との一切の往來を禁止している。こうして、中國とナイジェリアの政治的相互信頼に影響を及ぼした歴史遺留問題を徹底的に解決し、両國関係の健全な発展を妨げる政治的障害を排除した。
王毅外交部長は次のように表明した。ナイジェリア側が行ったこの政治的決斷は、ナイジェリア國家と人民の根本的利益に合致し、國際法に一致し、また國連憲章の趣旨と原則に一致して、國際社會の共通認識に一致し、そして當面の世界が形成する一つの中國の構造に合致する。我點はこれを高く評価し稱賛する。この事は「一つの中國」の原則への堅持が、人心の向かうところであり、大勢の赴くところでもあるのを再び証明している。中國が國家の完全な統一を最終的に実現することは、誰にも止められない力強い潮流なのだ。
（新華社より）
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