新華網北京1月12日(記者/斉泓鑫、孫琪) 中國の教育部はこのほど、関係精神の要求事項に照らして、小中學校及び高等教育機関の教材を改訂し、「8年抗戦」を「14年抗戦」に改め、歴史への尊重、抗戦精神の発揚、偉大な抗戦精神の伝承をより一層、體現した。
中國人民が抗日に勇敢に立ち上がり、祖國を護衛した歴史は一貫してひと続きになっている。「九一八」事変から抗日戦爭勝利まで、前半6年間の局部的な抗戦は後半8年間の全國抗戦の基盤及び準備であり、全國抗戦は局部的な抗戦の延長で、それが拡大したものだ。
日本侵略者の殘虐な行為を前に、中國共産黨は武裝抗日の旗を率先して掲げた。「九一八」事変後の3日目に、中國共産黨中央委員會は即時に民衆に民族自衛戦爭を呼びかける宣言を発表した。その後、楊靖宇、趙尚志、周保中、趙一曼ら優秀な幹部を東北に派遣して抗戦を組織し、東北抗日聯軍を編成した。日本の侵略者に抵抗し、全面的な抗戦と最終的な勝利のために消し去ることのできない貢獻を果たした。
それ以前の六年にわたる局部的な抗日戦爭は、全民族の滅亡を救い生存を図ろうとする意識に極めて強い影響を與えた。抗日戦爭を題材にした多くの文蕓作品が幅広い民衆を呼び覚まし、中でも『松花江上(松花江のほとり)』『義勇軍行進曲』などが中國の隅點まであまねく知れ渡り、革命に獻身する人點が次から次へと抗日前線へ向かって進むのを鼓舞していた。今に至るまで、これらの曲は依然として我點の心を奮い立たせている。
中國人民の14年間にわたる抗日戦爭は、世界反ファシズム戦爭の中で最も早い時期に勃発し、最も長く続いたもので、中國人民は莫大な民族の犠牲によって東方の主戦場を支え、世界反ファシズム戦爭の勝利に多大な貢獻を果たした。
「14年間の抗日戦爭」の概念の確立は、我點により全面的且つ正確に歴史をとらえさせ、歴史を銘記させることができる。それと同時に、國家主権と尊厳を守る中國人民の決意と意思は動揺しないということも明らかにさせているのだ。
(新華社より)
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