18日、煙霧の中を外出する北京市民。可視度は極めて低い。(撮影:中國新聞社記者 劉関関)
17省(自治區 直轄市)の71都市が、重度レベル以上の大気汚染に見舞われ、河北省石家莊では、1立方メートルあたりのPM2.5濃度が1千マイクログラムを超過した。現在、今年に入り範囲が最も広く、持続時間が最も長く、汚染レベルが最も強い「煙霧」天気が中國を苦しめている。環境保護部(省)は19日夜に通達を出し、煙霧拡散による不利な気象條件の影響を受け、重汚染天気が今後數日間続き、汚染レベルはさらに深刻化する見込みであることを明らかにした。中國新聞網が伝えた。
今月16日以降、煙霧拡散による不利な天気が続き、中國國內の広範囲にわたり、重度の大気汚染現象が続いている。
環境保護部が19日夜に発表した最新の通達によると、18日、中東部では広範囲にわたり重汚染天気が続き、一日平均の大気の質レベルが「重度」以上と観測された都市は計71都市に達した。このうち北京 天津 河北エリア及びその周辺地域は53都市に上り、全體の75%を佔めた。

