新華網香港11月18日(記者/牛琪)香港高等裁判所はこのほど、立法會の新人議員2人の「香港獨立」を訴えた宣誓は無効で、2人の議員資格を取り消すと裁定した。この裁決は裁判所が香港の基本法及び全國人民代表大會常務委員會の法解釈を尊重する姿勢を示しただけでなく、香港の法治精神の光を鮮明に放ち、「一國二制度」の原則の尊厳を根本から擁護し、「香港獨立」分子の橫暴な振る舞いを厳しく取り締まり、香港社會が白黒をはっきりさせ、根源までさかのぼって問題を解決するために、重要な基準を確立した。
10月12日、2人の新人議員が香港特別行政區の次期立法會議員として就任宣誓を行ったときに、故意に侮蔑的な表現を用いて中華人民共和國を呼稱し、「香港獨立」を訴えた。特別行政區の梁振英行政長官と特別行政區政府はその後、2人の議員が再度、宣誓できるかどうかについて、司法部門に再審查を要請した。11月15日、香港高等裁判所の第一審裁判所の慶祥裁判官が司法部門の再審查案について裁決を下した。
基本法は香港特別行政區の憲法に基づく法律であり、基本法に対するいかなる軽視及び尊重しない姿勢も香港が誇りとする法治精神を破壊し、香港が発展の依拠としてきた法律の根幹を損なわせる。今回の裁決は立法會議員は宣誓時に、香港の基本法の関連條文を遵守し、基本法の地位が侵害されてはならないことを十分に明確に示している。
事実上、10月12日以降、これら2人の公然たる「辱國者」に香港の幅広い市民を含む世界中の華人が激しく憤慨した。「香港全土が『香港獨立』に反対するネットユーザーグループ」が呼びかけたインターネット署名運動で100萬人を超える支持を獲得しただけでなく、數萬人の香港市民が先週末に集會を開き、「香港獨立」に反対する聲を発した。高等裁判所の裁決は大多數の民意に返答したもので、法治精神をはっきりと示し、社會の公義を擁護した。
(新華社より)
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