
11月4日、中國國務院の李克強総理はリガの大統領官邸でラトビアのヴェーヨニス大統領と會見した。(新華社記者 張鐸 撮)
新華網北京11月9日(新華社記者/郭群、李徳萍)現地時間の5日午後1時ごろ、義烏-リガを結ぶ中國─歐州間を走る初の貨物列車「中歐班列」がラトビアの首都にあるリガ中央駅2番ホームにゆっくりと入り、中國とラトビアを結ぶ鉄道輸送ラインがこれにより全線開通した。中國とラトビアの経済貿易協力が新たな征途を踏み出した。
義烏からリガまで、更には周辺國家まで、列車に積まれて運ばれる一部の義烏の商品が非常にスピーディーに他の東歐や北歐諸國まで中継輸送され、ラトビアは中歐貿易の重要な転送センターとしての役割を擔い、中國・ラトビアの経済貿易協力における互恵・ウィンウィンの構造が新たな狀態を展開している。アナリストは、李克強総理のラトビア訪問の成功は、中國とラトビア両國の経済貿易協力に力強い原動力を添えたとの見方を示している。
地元メディアの報道によると、ラトビアは現在、多様化した方式によりその貨物をグローバルサプライチェーン內へ屆けるために、措置を講じて輸送と物流システムを現代物流業の発展の趨勢に合致させているという。
李総理のラトビア訪問が中國・ラトビア協力に新たな契機を與え、両國が強い協力の望みを再び放出させたと言えるだろう。伝統的な貿易往來から生産能力及び地域を跨ぐ協力まで、中國・ラトビアの経済貿易協力の形式は正に日増しに多様化し、協力の潛在能力が絶えず掘り起こされつつある。
未來を展望し、ラトビアはすでにアジアの新市場を切り開く國家発展戦略を提起し、対中協力を優先方向とみなしており、中國が「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」構想を提起し、ラトビアを「一帯一路」が歐州に入る重要な節目としたことはまた、ラトビアから積極的な反応を得ている。両國の発展戦略の緊密な連結という東風に乗って、両國の経済貿易協力はきっと一層生気に満ちたものとなり、大きな足取りで前進するだろう。
(新華社より)
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