新華網北京10月26日(記者/孫辰茜)「慰安婦」問題に関する日本の高官の最近の発言について、中國外交部の陸慷・報道官は25日、日本側は日本軍國主義が対外侵略戦爭の中に犯した厳重な犯罪行為を直視して反省し、実際な行動でアジア隣國と國際社會の信頼を得るべきだと示した。
上海師範大學の中國「慰安婦」歴史博物館は22日に開館式を行い、置された2體の「慰安婦」少女像の落成式も同時に行った。日本のメディアによると、これに対して、日本の菅義偉官房長官は24日に次のように述べた。この行為は日中関係の改善に資するものとはいえず、極めて殘念だ。日本側は過去の不幸な歴史に過度に焦點を當てるべきではなく、國際社會が直面する共通の課題に未來志向で取り組む姿勢が重要だとみなしている。
これに対して、陸報道官は當日の定例記者會見で次のように述べた。「未來志向の前提は歴史を直視することだ。」周知の通り、「慰安婦」の強制連行は日本軍國主義は第二次世界大戦期間中に中國を含むアジア各國の被害を受けた人點に対して犯した反人道的で厳重な犯罪行為であり、今でも被害者とその家族の心身に深刻な傷を與えている。
陸報道官は更に次のように述べた。歴史は時代の変遷に伴って変わるものではない。事実も避けようとすれば消えるものではない。中國側は日本側に、歴史に対し責任を持ち、人に対し良心を持ち、人権に対し尊重する態度を持ち、日本軍國主義が対外侵略戦爭の中に犯した厳重な犯罪行為を直視して反省し、実際な行動でアジア隣國と國際社會の信頼を得るよう厳正に促す。
「日本の政府要人にベルリンで虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑(ホロコースト記念碑)を見るよう望んでいます。もし、これによって東京でも「慰安婦」銅像を建設したら、日本が歴史の重荷を下ろし、アジアの隣國からのを受け入れられやすくなるでしょう。」と陸報道官は述べた。(翻訳/呉寒氷)
(新華社より)
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