中國の決済システムネットワークであるユニオンペイ(中國銀聯)が8日発表した最新データによりますと、今年の國慶節期間中(10月1日~7日)、ユニオンペイによるインターネット取引は金額にして8819億人民元、回數にして延べ5億7000萬回に達し、昨年同時期よりそれぞれ36%と14%上回ったとのことです。
ユニオンペイが同日発表した國慶節期間中の観光による取引データによりますと、主要観光スポットのチケットや宿泊業の利用回數は昨年同時期よりそれぞれ46%と17%の増加、航空、鉄道、道路など旅客輸送業での消費回數も合計78%増加しました。その內、道路利用の伸び幅は最も大きく、102%に達しました。また、上海市、黒龍江省、山東省などは、地域の旅客輸送チケット取引量の伸び幅が最も大きく、ゴールデンウィーク期間、旅行意欲の伸びが最も顕著な地域となりました。他にも、全國の多數の地域が好天に恵まれ、高速道路も無料開放されたことから、マイカー旅行に関連するガソリンスタンドの給油消費も48%増となり、その內、チベット自治區、上海市、海南省では昨年同期比で伸び幅が最も大きく、いずれも100%を超える伸びを見せました。
一般消費者の日常消費では、スーパーマーケットや百貨店、家電量販店などでの日常消費が比較的好調で、取引回數は昨年同期比で22%増となりました。また、親戚・友人間の訪問や會食なども、國慶節連休期間の飲食消費の増加を促し、取引回數も昨年同期比で33%増となりました。
(中國國際放送局)
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