このほど発表された『2015年度中國対外直接投資統計公報』によりますと、2015年、中國の米國に対する直接投資額が過去最高の80億2900萬ドルに達し、中國の対外直接投資総額の5.5%を佔めたことが明らかになりました。
公報によりますと、2015年中國が米國に対して直接投資を行なった分野は多岐にわたり、その內3つの分野での資金供給量はいずれも10億ドルを上回っているとしています。この中で最も投資額が多かったのは、製造業への40億800萬ドルで、去年の同時期に比べて122.2%増え、対米投資額の49.9%を佔めたとしています。また、リース業やビジネスサービス業、科學研究と技術サービス業に対する投資がそれぞれ22億3900萬ドルと12億2800萬ドルに達し、第2位と第3位を佔めたとしています。
他にも、公報によりますと、中國企業の米國企業に対するM&Aプロジェクトは97件に上り、実行ベースの取引額は130億5000萬ドル、うち海外法人経由によるM&A取引額は111億9000萬ドルで、M&A取引総額の85.7%を佔めているということです。
(中國國際放送局)
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