新華網北京8月17日 (記者/鄒儉樸、姜雪蘭)中國とASEAN諸國が15日から16日にかけて內蒙古(內モンゴル)自治區満州裏で『南中國海各方面行動宣言』実行第13回高官會議と「宣言」実行第18回共同作業部會を開催した。
今回の會議では中國・ASEAN外相會議の開催後、中國・ASEAN首脳會議の開催前に行われ、會議に出席した各當事者と「宣言」の全面的且つ効果的な実行や『南海行動準則』に関する協議などの議題について、踏み込んだ意見交換が行われ、プラスの成果を獲得した。
各當事者は『「宣言」の全面的・効果的実行に関する中國とASEANの各國外相による共同聲明』を指導として、引き続き全面的且つ効果的に「宣言」を実行していくと表明し、交渉と協議を通じて紛爭を平和的に解決することを堅持し、地域のルールの枠組みを通じて食い違いを管理・コントロールすることを堅持し、海上での実務的協力を深め、「準則」に関する協議を推進して、南中國海の平和・安定を守っていくと重ねて表明した。會議は『中國とASEAN諸國が海上緊急事態に対応するための外交高官ホットライン・プラットフォームの指導方針(ガイドライン)』と『南中國海における「洋上で不慮の遭遇をした場合の行動基準(CUES)」の適用に関する中國とASEAN諸國による共同聲明』の成果文書二部を審議・採択し、これを成果として9月初旬に開催予定の中國・ASEAN首脳會議に提出し、発表することを決定した。各當事者はまた、海上協力メカニズムの建設をいかに強化するか及び妨害を受けない狀況のもとで、「準則」に関する協議や「4つのビジョン」をいかに実現させるかなどについても意見を交わした。
各當事者は食い違いを適切に処理し、相互信頼を増進し、妨害を取り除き、南中國海を平和の海、友情の海、協力の海に建設してあげるよう共に力を盡くしていくと重ねて表明した。また各當事者は中國ASEAN対話関係樹立25周年記念サミットを契機に、中國・ASEANの協力を深め、中國・ASEAN戦略的パートナーシップが新たな段階へ進むよう推進していきたいとの見方を示した。
(新華社より)
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