新華網北京8月12日(記者/薛天依)「日本の新版防衛白書は中國の正當で合理的な國防と軍隊の建設をでたらめに議論し、南中國海や東中國海などの問題を訳もなく騒ぎ立て、周辺の緊張狀態を大げさに言う」。日本が発表した最新の2016年版『防衛白書』に対し、中國社會科學院の日本問題専門家呂耀東氏は、最近、新華網記者の獨佔インタビューに応じた際、「日本こそがアジアでもめごとを引き起こし、現狀を変えようと企んでいる國だ」と指摘した。
呂氏は次のように語った。新版『防衛白書』の中の中國に対する日本の批判は事実に合致せず、その目的は中國の海洋権益維持が日本の安全保障環境の悪化をもたらすというありもしない罪を言い立てて陥れ、今年3月に発効した「新安保法」により集団的自衛権の行使や軍事力の強化、及び「憲法改正」のために、口実を探し、また「中國脅威論」を煽り立てることにより、東アジアの平和的安定と発展を撹亂させ、その中から不當な利益をせしめ、東アジアの國際事務の主導権を求めることにある。呂氏は國際社會が日本の「天下が亂れるようにとばかり望んでいる」悪辣なたくらみをはっきりと見分けられるよう望んでいる。
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