モンゴルの招きに応じて、中國國務院の李克強首相は13日から16日にかけて、モンゴルを公式訪問するほか、第11回アジア歐州會議(ASEM)首脳會合に出席する予定です。
これについて、中國外務省は、「中國の首相がモンゴルを訪問するのは今回が6年ぶりとなる。訪問期間中、両國は多くの重要な協力協定に調印する見込みだ。このほか、李首相はASEM首脳會合の場で、新たな情勢の下でのアジアとヨーロッパの協力に関する中國側の期待と主張を発表する予定だ」と明らかにしました。
今回のモンゴルに対する訪問は、李首相の今年初めての外國訪問であると共に、新しいモンゴル政府が初めて迎えた外國指導者でもあります。紹介によりますと、訪問期間中、李首相はモンゴルのエルデネバト首相と會談し、共同記者會見を開く予定だということです。
これについて、孔鉉佑外相補佐は、「雙方は中國側の'一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)'と、モンゴル側の'草原の道'という國家戦略の結合に重點的に取り組み、両國の生産能力の面における協力やエネルギー、インフラ施設、金融、農牧業などの分野における実務的協力を推進し、両國の人的交流を促進していく。今回の訪問により、両國の全面的な戦略的パートナーシップが一層確固たるものに成長していくだろう」と述べました。
また、今月15日と16日の両日、第11回ASEM首脳會合がウランバートルで開かれます。孔外相補佐は、「李首相がASEM首脳會合に出席するのは今回が2回目となる。李首相は全體會議や非公式會議で講演を行うほか、ASEMが歩んできた20年にわたる道のりと今後の発展について見解を述べ、アジアとヨーロッパの実務的協力を支持するための中國側の提案と措置を紹介し、そして重要な國際と地域問題について意見を発表する予定だ」と話しました。
(中國國際放送局)
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