新華網北京6月9日(記者/靳若城)中國外交部の洪磊報道官は8日、フィリピンに仲裁プロセスを推進している誤った行動を直ちに停止し、二國間交渉を通じて中比の南中國海における関連の紛爭を解決するという正しい道に戻るよう促している。
洪磊報道官は次のように述べた。フィリピンが一方的に南中國海仲裁を申し立てたのは、中比が達成し何回も確認しあった二國間交渉による関係紛爭解決の共通認識に背き、フィリピンの『南中國海各側行動宣言』での承諾に違反し、『國連海洋法條約』の紛爭解決メカニズムの濫用であり、『國連海洋法條約』を含む國際法と一致しないものだ。
「中國側はフィリピンに仲裁プロセスを推進している誤った行動を直ちに停止し、二國間交渉を通じて中比の南中國海における関連の紛爭を解決するという正しい道に戻るよう促します。」と洪磊報道官は語った。(翻訳/謝艶)
(新華社より)
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