新華網國連6月7日 (記者/倪紅梅)中國の呉海濤國連常駐副代表は6日、中國側は歐州連合(EU)が継続的に國連事務において建設的な役割を発揮することを奨勵し、支持すると述べた。
EUと國連及びその安全保障理事會との協力について、呉海濤副代表は次のように述べた。政治対話を通じて関心の高い問題を解決するように提唱することを堅持し、『國連憲章』の趣旨と原則を斷固として守らなければならない。また、各國の主権、獨立及び領土保全を尊重し、內政に幹渉することなく、対話、協議、斡旋及び仲裁などの外交手段による紛爭の平和的解決を推進すべきだ。
呉海濤副代表はまた、次のように指摘した。共同、総合、協力、持続可能な安全観を堅持すべきだ。各國が自主的に選定した社會制度と発展路線を尊重し、平等な対応を心がけ、原則を相互に尊重し、各國及び各地域の異なる歴史、文化及び宗教的背景を客観的に把握し、一國の人権狀況に対する公正、客観、全面的な評価を堅持し、建設的な対話と協力を推進しなければならない。EUは國連とともに経済と社會の発展を推進する努力を団結力に変えるよう推進し、EU自身の優位性を発揮し、発展途上國の発展のニーズと合わせて、南北協力を強化し、発展途上國が2030年の持続可能な発展目標を達成できるように支援し、支持する。
呉海濤副代表また、中國側は一貫して戦略の高みと長期的視點に立ち、EUとの関係を発展させ、EUが『國連憲章』の趣旨と原則の実現に向けてより大きく貢獻することを望むと述べた。
(新華社より)
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