新華網北京6月6日 中國外交部の華春瑩報道官は5日、シャングリラ対話で南中國海の航行と飛行の自由に関する問題について、記者の質問に答えた際に次のように述べた。南中國海の航行と飛行の自由という問題は偽りの命題である。少數の國家にいわゆる航行自由の権利を守り、行使することを口実にして、実際に地域の平和と安定を破壊することを停止するよう希望している。
ある記者は次のように質問した。今回のシャングリラ対話で、一部の人士は南中國海問題に言及した時、南中國海の航行と飛行の自由に関する問題への懸念に話が及んだ。中國側はこれについてどのようにコメントするのか。
華春瑩報道官は次のように述べた。中國側は関係言論に留意した。「南中國海の航行と飛行の自由という問題は偽りの命題です。各國は南中國海地域での正常な航行と飛行の活動がずっと滯りなく通じる様子を保っています。どの國が問題にぶつかったと聞いたことはありません。」
華春瑩報道官は次のように指摘した。中國側は一貫して各國が國際法によって南中國海で享有した航行と飛行の自由を尊重し、支持しており、またこのためにほかの南中國海沿岸諸國と共同で莫大な努力を払った。國際社會がこれに対し、誰の目にも明らかである。
華春瑩報道官は次のように語った。「少數の國家が南中國海の航行と飛行の自由に関する問題を騒ぎ立てているのは、「狙いはほかにある」恐れがあります。」「南中國海のいわゆる緊迫化した情勢を騒ぎ立てることを通じて、地域國家間の関係を引き裂き、自國が政治と軍事において南中國海問題に幹渉するために口実を設けるのは、彼らの真実の目的であると私は思います。」
華春瑩報道官は次のように表明した。中國は南中國海の最大の沿岸國として、南中國海の航行と飛行の自由を維持するのは、國際法の要求であり、自國の根本的な利益にも一致している。中國は引き続き揺るぎなく南中國海の航行と飛行の自由を維持し、南中國海の航路の何の障害もなく通じるのを確保していく。
「少數の國家にいわゆる航行自由の権利を守り、行使することを口実にして、実際に地域の平和と安定を破壊することを行うようと我點は希望しています。」と華春瑩報道官は最後に述べた。(翻訳/謝艶)
(新華社より)
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