新華網アディスアベバ4月21日(記者/梁尚剛)中國外交部國際経済司の張軍司長が19日、アフリカ連合(AU)會議センターでアフリカ諸國の代表らと20カ國グループ(G20)杭州サミットの準備作業について対話を行い、中國側がアフリカ諸國を含む各當事者と共に、杭州サミットがプラスの成果を獲得できることをを共同で推進するよう望んでいると表明した。
張軍司長は杭州サミットのテーマや議題、準備の進展狀況について紹介し、中國側がサミットの準備作業を非常に重視し、関連作業が現在着実に前に進められ、各當事者の共通認識がしだいに増え、自信がますます十分なものとなり、また重要な早期収穫を得たと表明している。
張軍司長はAU委員會のズマ委員長やエジプト及び南アフリカのAU駐在代表らと會見した。張軍司長は次のように強調した。世界経済は目下多くの困難と課題に直面しており、発展途上國の持続可能な発展はアフリカ諸國を含まなければ、世界経済の成長の基盤も強固なものにはならないだろう。中國側は発展の問題を非常に重視し、より多くの発展途上國及びアフリカ諸國が杭州サミットに出席することを推進し、また発展の問題をグローバルなマクロ経済政策の枠組みの際立った位置に置き、G20が國連の持続可能な発展のための2030ジェンダ実行のために先導的な役割を発揮するよう推進する。また、中國側はサミットがアフリカの工業化プロセス、及び包容性を持つ商業、雇用、食糧安全などの問題に対して、注目し、支持するよう推し進めていく。
アフリカ側は中國側が特別にAU本部へ赴き対話活動を展開したことに感謝し、中國側が杭州サミットのために行った作業を賞賛し、これらはG20が先導的な役割を発揮するのに役立ち、當面の世界経済が直面する突出した課題に効果的に対処するものとみなしている。アフリカ側は杭州サミットが発展の問題を重視することに対し高く評価し、持続可能な発展のための2030ジェンダの実行やアフリカの工業化などの問題について建設性に富んだ意見や提案を提起し、杭州サミットが円満な成功を得るよう期待すると表明した。
(新華社より)
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