新華網ソウル4月15日(記者/姚琪琳)第20回目の韓國國會議員総選挙の結果が14日発表され、與黨・セヌリ黨は300議席中半數以上の議席を獲得できず、野黨・共に民主黨が一躍第一黨となった。これは韓國國會に16年ぶりに「與小野大(野黨が與黨の議席を上回る)」の局面が現れたことになる。
かつて第19回國會で152議席を擁したセヌリ黨が今回獲得した議席數は180議席の予想をはるかに下回っていた。韓國世論のコメントによると、この結果は樸槿恵政権に対する民衆の不満を反映している。セヌリ黨中央選挙対策委員會の安亨奐(アン・ヒョンファン)報道官は13日の夜に行われた記者會見で、今回の選挙結果を通じて、セヌリ黨は民意を深く受け止めた。セヌリ黨の金武星(キム・ムソン)代表は14日に記者會見を行い、選挙での敗北責任を取り、黨代表職を辭任する意向を示している。
共に民主黨にとっては、今回123議席を獲得して國會の第大黨となったことは大勝利だと言える。しかし、セヌリ黨は伝統的な優位性をもつ地域では議席奪回に成功したと同時に、共に民主黨は自らの伝統的な牙城で敗北に遭っている。これは共に民主黨にとっても一つの警告だという分析もある。
(新華社より)
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