新華網パリ2月17日(記者/鄭斌)フランスのラファラン前首相は最近新華社記者の書面での取材に応じた際、中國が改革を揺るぎなく推進することは、中國が國際的責任をより着実に履行するのに有利だろうと指摘した。
ラファラン前首相は次のように指摘した。「第13次五カ年規畫」は中國に一種の新たな発展モデルを提供し、経済成長の質をより重視させ、イノベーションをより重視させ、経済成長により包容性を備えさせるだろう。この戦略の推進はちょうど世界が成長危機に直面している時にあたり、これがこの戦略の実施を更に困難にさせ、また更に必要にもさせるだろう。
ラファラン前首相は次のように語った。この戦略はまた外交政策の方面も體現している。中國は世界第2の経済體として、世界の発展に対して全く無関心でいることはできない。中國は大國との二國間関係の発展に力を入れ、且つBRICS諸國のメカニズム、アセアン(ASEAN)、上海協力機構など外部との相互交流を強化してきた。習近平主席は2015年にニューヨークで開催された國連総會の期間中、多角主義を推進し、國連の役割を重視した。
パリ気候會議の期間中、中國は會議の最後の協定採択のために莫大な努力を払った。パリ気候変動會議で新たな協定が採択されたことは、かなりの程度で中國外交と中國が「共通ではあるが差異のある責任」という原則を堅持した賜物だといえる。
ラファラン前首相はまた、次のように強調した。一つの極めてアンバランスな世界において、中國は正に1本のバランスを維持する力となっている。中國の重要な役割は、今年の20カ國グループ(G20)杭州サミット期間中に一層はっきりと示されるだろう。
ラファラン前首相は最後に、中國のガバナンスは、國內で厳格な管理を行い、國外でその影響力の発揮を求めるものだと概括することができると語った。
(新華社より)
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