新華網テヘラン1月25日 (記者付航 穆東)習近平國家主席は21日、イランの新聞『 Iran Newspaper,』に『中國とイラン、両國関係の美しい明日を共に創る』と題する署名入の文章を発表した。この文章はイラン各界の積極的な反響を引き起こし、彼らはこの署名入りの文章がイラン人民を深く感動させたとみなしている。
メアー・ニュース通信 社(Mehr news agency )國際部の主任、グラム・ザデー(音訳)氏は新華社記者に、習近平主席の文章における深い思いは、中國・イランの両國の長い歴史をもつ文明交流史や苦楽を共にしてきた現代の友情を振り返り、イラン人民を深く感動させ、イラン人民は中國との関係の更なる発展に対し期待に満ちていると語っている。
グラム・ザデー氏は、これまでイランが西側の経済制裁を受け、國際社會から孤立していた數年間のうち、中國は古い友人を切り捨てることはせず、政治、経済、文化といった各分野で援助の手を差し伸べてきた。イラン人民は苦難の時の友情を永遠に忘れることはないと語った。
イラン・中國商會のアスガロラディ會長は、習近平主席の文章の中での「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」に対する論述は、日本とイランの貿易の參與者をひとしお奮起させた。中國とイランの資源の賦存量及び協力の優位性は相互補完性が強く、中國は一貫してイランの最も重要なビジネスパートナーの一つだ。西側がイランに対する経済制裁を解除してから、イランと中國の貿易関係は束縛から抜け出し、更に上の段階へ上るだろうとの見方を示している。またアスガロラディ會長は、今後のイランと中國の貿易往來がより頻繁になり、経済貿易関係の深まりが、両國の民衆に実益を得させることを信じているとの見方を示した。
テヘラン大學政治法學部のチバカラム(音訳)教授は、習近平主席の文章は、イランと中國の両國における全面的戦略的パートナーシップの構築、政治的相互信頼の増進及び多國間の枠組み內での協力の深化について言及している。私は、中國とイランの両國が手を攜えれば、きっとよりすばらしい未來を切り開くことができると信じていると述べている。
(新華社より)
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