
【新華社北京12月24日】新華網第6回「縦論天下」國際問題シンポジウムが22日、新華網の本部で開催された。今回のシンポジウムは「世界の選択:衝突とウィンウィン」をテーマに、複數のベテランの國際問題の専門家が大國の攻防と地域が注目する情勢、新型國際関係の構築と中國外交の新たな実踐、2016年世界の新構造の診斷といったテーマについて心おきなく語り、また思想上の火花における激しい衝突を展開した。
「中國の知恵・新型國際関係の構築と中國外交の新実踐」というテーマに対し、シンポジウムに參加した専門家は「1+3」の円卓フォーラム形式で議論を展開した。専門家たちは、次のようにみなしている。中國は急速に発展した大國として、國際情勢の「亂」に直面し、「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」やアジアインフラ投資銀行(AIIB)の建設に立腳し、新ラウンドの全面的開放を推進し続け、新型國際関係の構造を構築するべきだ。そのため、中國は方向感、リズム感、バランス感をしっかりと把握し、中華民族の偉大な復興を実現するためにトップダウン設計を着実に行い、政策実施の方向やペースを積極的に調整して、新秩序と舊秩序の関係を適切に処理する必要がある。
ネットユーザーから広く注目されている「イスラム國」(IS)や米國総選挙、南中國海情勢などの注目を集める問題について、専門家たちは、次のようにみなしている。過激派組織「イスラム國」が急速に発展し、その行動様式も伝統的なテロ組織と全てが同じとは限らないところが、イスラム國掃討の難易度を高めている。米國総選挙については、トランプ氏の支持率が絶えず上昇していることは、米國の発展に対する米國社會の不安を反映している。南中國海情勢の面では、米國が南中國海問題で絶えず挑発することは、米國の自身の覇権衰退に対する心理的不安や中國の國力上昇に対する戦略上の懸念が共に作用した結果だろう。専門家はまた、雙方は挑発が衝突を作り上げた可能性を力の限り取り除くべきだとみなしている。
(新華網日本語)
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