
広東省南雄市の関連部門が昨日発表した情報によると、世界的に有名な恐竜足跡専門家のマーティン・ロックレイ教授と中國の古生物學者の邢立達博士はこのほど、同市で5日間の科學調查を実施した。學者らは今回、中國の最も新しい恐竜の足跡を発見した。これは恐竜の絶滅の研究に対して、重要な參考的意義を持つ。広州日報が伝えた。
ロックレイ氏によると、同市の今回の科學調查では豊富な成果が得られた。8×4メートルの面積內におよそ25の足跡が見つかった。現時點では白亜紀末期のものと判斷でき、中國で今まで見つかっているうち最も「若い」恐竜の足跡と言える。
邢氏によると、これらの恐竜の足跡は現時點で、大型のハドロサウルス科のものと判斷できる。3本の指に大きなかかとがあり、明確な4點構造を持つ。その足跡は馬蹄によく似ている。これらの恐竜は體が大きく、全長8-9メートル、さらにはそれ以上に達することもある。現在の牛のように草食で群れをなすという特徴がある。
邢氏によると、上述の足跡の他に今回見つかったドロマエオサウルス科と思しき足跡は極めて珍しく、映畫「ジュラシックパーク」に登場する身軽な恐竜に似ている。その足跡は各地の下部白亜紀係の地層から見つかっており、サイズは小さめだ。ドロマエオサウルス科の成年の全長は約2メートルほどで、知能が発達しており、チームワークを発揮し狩りをすることができる。ドロマエオサウルス科はハドロサウルス科の天敵だ。
(人民網日本語版)
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