中國消費者のクレジットカードによる消費の様子をまとめた「中國消費者信用白書」が5日公表されました。それによりますと、中國消費者のクレジットカードによる消費は年平均27%の割合で増えており、クレジットカードによる消費市場の潛在力が非常に大きいということです。
今年上半期時點で中國國內の上場銀行が発行したクレジットカードは合計4億3300萬枚となり、與信殘高は6兆4000億元に上っています。
経済を促進する3つの要因のうち、消費が果たした役割が大きなものです。今年上半期のデータによりますと、消費支出によるGDPへの貢獻率は60%に達し、経済成長の主な牽引力になっています。
中國銀行協會のデータによりますと、クレジットカードを使った取引額は2014年には消費財小売総額の58%を佔め、クレジットカードによる消費を主流とする消費方式が普及されつつあります。
クレジットカード市場が安定した成長期に入っており、その発行枚數から見れば、ここ3年の間に毎年17%前後の伸び率を保っています。試験的に行っている消費金融會社の數が増えるにつれて、今後その規模が急速に拡大されるものとみられます。一方、インターネット上の消費金融市場は始まったばかりで、向こう3年飛躍的な発展を遂げるだろうと見られます。
(中國國際放送局)
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