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國防部報道官、米軍艦の中國南沙群島関係島礁近い水域進入に関して談話を発表
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-10-28 16:31:36 | 新華網日本語 | 編集: 吳寒冰

 【新華社北京10月28日】國防部の楊宇軍報道官は27日、米國の軍艦が中國の南沙群島の関係島礁に近い水域に進入したことに関する談話を発表した。

 楊宇軍報道官は次のように説明した。10月27日、米國側は中國政府の再三にわたる交渉と斷固とした反対を顧みることなく、イージス艦「ラッセン」を派遣して中國南沙群島の関係島礁に近い水域に進入した。米國側の関係行動は中國の主権と安全に脅威をもたらし、島礁の人員と施設の安全を脅かし、我が國の漁民の正常な生産活動の安全を脅かし、地域の平和と安定に損害を與える。中國國防部はこれに対し斷固として反対し、米國側に厳正な交渉を提示する姿勢を表明する。中國海軍のミサイル駆逐艦「蘭州」と巡視艦「台州」が法に則り警告を與えた。

 楊宇軍報道官はまた、次のように指摘した。米國側は長年にわたり、各國の船舶と飛行機の航行の安全を確保するために必要な措置を講じると公の場で何度も提議してきた。しかしながら、米國側の行動は中國の再三に及ぶ反対を顧みることなく、軍艦を派遣して中國側が駐屯する島礁近くの水域に進入し、雙方の海空軍の兵力が近距離で接觸する事態を招き、雙方の人員の安全に直接的な脅威をもたらし、傷害事故が発生し易い狀況を作った。このやり方は非常に無責任な行為だ。

 楊宇軍報道官はさらに、次のように強調した。南中國海海域は広い國際航路があり、毎日、多數の世界各國の商船が南中國海を往來し、航行の自由はいかなる幹渉も受けていない。米軍艦が広い國際航路を航行しないで、わざわざ中國側が駐屯する島礁近くの水域に迂迴して進入し、武力を誇示することは、國際法における「航行の自由」の亂用だ。

 楊宇軍報道官は、次のように述べた。中米両軍関係は一定期間、良好な発展の勢いを維持し、雙方は海空軍が遭遇する安全行為準則における「空中での接觸」付屬書及び重大軍事行動の相互警報メカニズムにおいて、「軍事危機通報」付屬書を追加することで合意し、正式に署名した。これにより、中米両國はリスク管理コントロール方面で新しい一歩を踏み出した。しかし、今回の米國側の軍艦の挑発行為は雙方の相互信頼に甚大な損害を與え、中米雙方が新しい大國関係と両軍関係を構築した努力に背くものだ。我點は米國側が中國の國家主権と安全への配慮を切実に尊重し、中米の新しい大國関係の構築という高みを踏まえ、「衝突、対抗することなく、相互に尊重し、協力とウィンウィンを実現する」原則に基づいて、相違を適切に処理し、必要な措置を講じて誤ったやり方を是正し、類似事件の再発を防止するように強く促す。

 

(新華網日本語)

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新華網日本語 2015-10-28 16:31:36

 【新華社北京10月28日】國防部の楊宇軍報道官は27日、米國の軍艦が中國の南沙群島の関係島礁に近い水域に進入したことに関する談話を発表した。

 楊宇軍報道官は次のように説明した。10月27日、米國側は中國政府の再三にわたる交渉と斷固とした反対を顧みることなく、イージス艦「ラッセン」を派遣して中國南沙群島の関係島礁に近い水域に進入した。米國側の関係行動は中國の主権と安全に脅威をもたらし、島礁の人員と施設の安全を脅かし、我が國の漁民の正常な生産活動の安全を脅かし、地域の平和と安定に損害を與える。中國國防部はこれに対し斷固として反対し、米國側に厳正な交渉を提示する姿勢を表明する。中國海軍のミサイル駆逐艦「蘭州」と巡視艦「台州」が法に則り警告を與えた。

 楊宇軍報道官はまた、次のように指摘した。米國側は長年にわたり、各國の船舶と飛行機の航行の安全を確保するために必要な措置を講じると公の場で何度も提議してきた。しかしながら、米國側の行動は中國の再三に及ぶ反対を顧みることなく、軍艦を派遣して中國側が駐屯する島礁近くの水域に進入し、雙方の海空軍の兵力が近距離で接觸する事態を招き、雙方の人員の安全に直接的な脅威をもたらし、傷害事故が発生し易い狀況を作った。このやり方は非常に無責任な行為だ。

 楊宇軍報道官はさらに、次のように強調した。南中國海海域は広い國際航路があり、毎日、多數の世界各國の商船が南中國海を往來し、航行の自由はいかなる幹渉も受けていない。米軍艦が広い國際航路を航行しないで、わざわざ中國側が駐屯する島礁近くの水域に迂迴して進入し、武力を誇示することは、國際法における「航行の自由」の亂用だ。

 楊宇軍報道官は、次のように述べた。中米両軍関係は一定期間、良好な発展の勢いを維持し、雙方は海空軍が遭遇する安全行為準則における「空中での接觸」付屬書及び重大軍事行動の相互警報メカニズムにおいて、「軍事危機通報」付屬書を追加することで合意し、正式に署名した。これにより、中米両國はリスク管理コントロール方面で新しい一歩を踏み出した。しかし、今回の米國側の軍艦の挑発行為は雙方の相互信頼に甚大な損害を與え、中米雙方が新しい大國関係と両軍関係を構築した努力に背くものだ。我點は米國側が中國の國家主権と安全への配慮を切実に尊重し、中米の新しい大國関係の構築という高みを踏まえ、「衝突、対抗することなく、相互に尊重し、協力とウィンウィンを実現する」原則に基づいて、相違を適切に処理し、必要な措置を講じて誤ったやり方を是正し、類似事件の再発を防止するように強く促す。

 

(新華網日本語)

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