分割払いを利用した消費はここ數年の間に登場した新たな消費モデルで、徐點に受け入れられており、若い人點の間では主な決済手段となっている。データ研究機関の速途研究院がこのほど大學生の消費モデルや分割払いに対する態度・見方について行ったアンケート調查によると、大學生は分割払いへの受容性が高く、分割払いで購入するのは主にデジタル製品で、分割払いを行う主な場所はネットプラットフォームであることがわかった。「北京日報」が伝えた。
調查によると、購入する商品の金額が一定額に達し、分割払いが選べる狀況であれば、大學生の61%が分割払いを選択すると答え、1回払いを選択した學生は39%にとどまった。ここから今の大學生は分割払いによる消費モデルへの受容性が高いということがうかがえる。
分割払いプラットフォームは群雄割拠の様相を呈しており、「花唄」のシェアは37%、「京東白條」が34.3%、以下、「分期楽」と「趣分期」が続く。「分期楽」は大學生の間での利用度が18.5%、「趣分期」は7.6%に達するが、その他のプラットフォームの利用度はこれほどではない。大學生が分割払いを最もよく利用するのはデジタル家電製品を購入する時で65.7%に達し、攜帯やデジタルカメラなどは常に人気がある。分割払いでの旅行、外食、娯楽といった消費の概念も徐點に広がり、分割払いの佔める割合が旅行では12.9%、外食・娯楽では8.9%に達し、衣類・アクセサリーでは8.6%、交通・移動では3.3%だった。市場が成熟するのにともない、大學生の分割払いを可とする商品も徐點に増え、今では電気製品以外にも分割払いが広がっている。
大學生の過半數が分割払いによる消費を行う場所は分割払いのサイトで全體の56.8%を佔め、クレジットカードによる分割払いは約34.7%、ネット金融は5%だった。また大學生の92%が卒業後も引き続き分割払いを利用して消費するとしており、分割払いによる消費が一群のロイヤリティの高い顧客層を育成しつつあることがうかがえる。
大學生の約95%が分割払いで支払う金額を5千元(1元は約19.0円)以下としており、1千~3千元が最も多く38.6%、3千~5千元が27.4%、500~1千元が21.8%だった。現在の大學生の平均生活費は約1千~3千元で、分割払いの利用額をみる限り、大學生は分割払いを理性的に利用し、基本的に返せる金額以內の利用にとどめていることがわかる。
(人民網日本語版)
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