
現地時間10月21日、中國の習近平國家主席はロンドンの金融街シティーの市政ホールで『開放と包容を共に提唱し、平和と発展を共に促進する』をテーマとする重要な演説を発表した。新華社記者 鞠鵬 撮
【新華社北京10月23日】グリニッジ標準時間の20日、習近平國家主席は英國への國事訪問を全面的に展開し、中英関係は期待の高まる収穫期を迎えた。
英國側が盛大かつ壯麗な歓迎式典を開催し、スケジュールを綿密かつ周到に手配したことは、中英関係が「黃金時代」を迎えたことを表す有力な証しだ。習近平主席は20日、英國議會で次のように表明した。英國訪問の初日に、活力に溢れた中英関係を実感し、両國人民の深い友情の絆を肌で體得することができた。習近平主席は新中國の成立後、両國関係が創出し、「第一番目」になった多數の項目を數え上げ、中英関係の発展の源泉は、両國人民の相互理解、支持、友誼によるものだと強調した。
尊重。習主席の到着に伴い、英國は全世界の前で中國を尊敬し、重視する姿勢を示した。英國のキャメロン首相は「我點は中國の強力な盟友になることを望んでいる。なぜなら、中國経済は絶えず成長し、中國はまさに日増しに奮い立ち、世界の強國になっているからだ。」と斷言した。英國女王エリザベス2世は、両國はいずれも國際システムの擁護者で、英中関係は真の意味でのグローバル・パートナーシップであり、両國が世界の安全と繁栄のために積極的に貢獻することを期待していると強調した。
熱望。ダウニング街10番地の英國の首相官邸において、次のような公告が発表された。習近平主席が英國訪問中に、両國が300億ポンドを超える協力協定に調印したことによって、今後は英國に約4,000件の雇用の機會が創設される見通しだ。世界的な貿易大國として、英國はアジアインフラ投資銀行に率先して加盟し、中國のインフラ建設投資を積極的に獲得し、人民元の國際化を促進する飛び板になるように努め、中國とウィンウィンの発展を実現したいという熱望を隨所に表現する。
自信。今年以降、中國経済の成長スピードがさらに緩慢になり、一部の西側世論は絶えず中國の株価が下落し、中國が衰退するとの見方を示している。この時期に、英國は西側の大國の中でアジアインフラ投資銀行に率先して加盟した件に続き、今後10年間に二國間関係の「黃金時代」を築くことを自発的に提案し、中國の「最良の西側パートナー」、「中國に最も開放した西側國家」になる意向を再三にわたって表明している。
習近平主席は訪英前、ロイター通信社の取材を受けた際に、次のように指摘した。英國が中國に最も開放した西側國家になる意向を表明したことは、賢明な戦略的選択であり、英國自身の長期的な利益とも完全に一致する。英國の有力紙『デイリー・テレグラフ』も同様の論調で、「今は中國が潮流をリードしている。戦艦ではなく、赤絨毯を用意することが英國の永遠の利益と一致する。」と強調する記事を掲載した。
(新華網日本語)
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