エドモンド・ミュレ氏(資料寫真)
【新華社北京9月26日】エドモンド・ミュレ(Edmond Mulet)國連平和維持活動(PKO)擔當事務次長補は近ごろ新華社記者の取材に応じた際、國連平和維持活動の事務に対する中國の貢獻は、スタッフであっても裝備であっても、いずれも傑出していると言え、「これは世界の平和、安全と安定を維持する事業に參加することについての中國の承諾を明らかに示しています。」と語った。
ミュレ事務次長補は次のように語った。現在、世界各地では衝突が頻繁に発生し、多くの人點、特に女性や子供は十分に苦しみを受け、助けを必要としています。中國の平和維持事業への投入を人點が目にすれば、中國がこれらの人點の経験してきた苦しみに対し、真に関心を寄せていることが分かるだろう。「中國が繰り広げてきた人間らしさの中の団結や友愛、兄弟のような義理人情は確かに模範と呼ぶことができます。」
現在、國連は世界に16の平和維持活動( PKO)派遣団を有している。國連の公式データによると、今年6月末の時點で、122カ國から來た10萬人以上の平和維持要員が世界各地で平和維持活動に參加しているという。中國は國連安全保障理事會(國連安保理)の5つの常任理事國のうち、最も多くの平和維持要員を派遣している國だ。
ミュレ事務次長補は、次のように述べた。中國は平和維持要員を派遣して國連PKOに參與するだけでなく、同時に國連PKOの事務のために資金援助を提供し、また安保理のPKO派遣団の任務の制定にも參與しており、派遣団の仕事における促進者だといえる。これ以外にも、中國が派遣する工兵・歩兵部隊および醫療チームは、國連PKOの中で重要な力を果たしている。
今年は國連創設70周年にあたる。70年前、世界反ファシズム戦爭の勝利と共に、後世が戦爭の慘禍にさらされるのを避けるために、國連は世に現れた。『國連憲章』は現代の國際関係の基本的な準則を確立し、戦爭を防止し、平和を維持するための保障メカニズムを構築した。
1990年、中國は國連の中東平和維持任務區域に5人の軍事監視員を派遣し、國連PKOに初めて參加した。その後、中國の平和維持要員の足取りはカンボジア、コンゴ(民主共和國)、リベリア、レバノンおよびマリなどに広がっている。PKOに參加して以來、中國は平和維持活動の將兵を累計で3萬人以上派遣してきた。
2015年、中國が南スーダン共和國ミッション(UNMISS)に派遣した歩兵部隊はすでに全面的に任務についており、これは中國が歴史上初めて平和維持活動に向けて派遣した歩兵部隊にあたる。また、中國はすでに國連アフリカ連合ダルフール派遣団(UNAMID)へ向けてリコプター分隊を派遣することを決めており、これは中國航空兵による初の國連PKO 部隊「ブルーベレー(ブルーヘルメット)」への參加となる。
ミュレ事務次長補は次のように語った。中國が國連 PKOに參加して今年で25周年を迎える。「私は中國の平和維持要員にありがとうの一言を伝え、皆さんが行ってきた貢獻に感謝し、また中國が今後も引き続き國連の平和維持のためにいくらかの力を盡くしてほしいと思います。」
(新華網日本語)
當社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無斷転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
関連記事:

