廈門(アモイ)大學マクロ経済研究センターの研究者は9日、日本の神戸大學で「多くの下ぶれ圧力を抱えているものの、今年と來年の中國経済は大幅に落ち込む恐れはなく、7%の成長目標を実現できる」と発表しました。
この日午前、廈門大學と新華社『経済參考報(Economic Information Daily)』が共同主催する「中國マクロ経済ハイレベル研究會および中國四半期マクロ経済モデル(CQMM)2015年秋季予測発表會」が開かれました。ここで、今年と來年の中國マクロ経済の主な指標予測および関連政策のシュミレーション結果が発表され、政策意見が出されました。
今回の報告発表は19回目で、2014年のドイツでの発表に続き、2回目の海外発表です。同研究は廈門大學マクロ経済研究センターが2006年に開発した現在中國で最も影響力のあるマクロ経済予測モデルCQMMに基づいて進められました。
會議後、「中國経済構造の最適化と成長潛在力」をテーマに2015年中國マクロ経済ハイレベル研究會が開かれ、中國と日本の専門學者約20名がこのテーマについて踏み込んだ意見交換や交流を行いました。
(中國國際放送局)
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