WHO(世界保健機関)は17日、「MERS(中東呼吸器症候群)の流行は公衆衛生上の緊急事態に該當しない。現在、ウイルスが人から人へ持続的に感染する能力を備えている確証はまだない」と明らかにしました。
WHOは16日にMERS感染狀況に関する9回目の緊急會議を開き、韓國の感染ルートやリスク評価、予防抑制措置などについて検討しました。その後17日の記者會見でWHOは「遺伝子分析の結果、韓國で流行しているMERSウイルスは中東で見つかったウイルスとの著しい區別は見られず、ウイルスが人から人へ持続的に感染する能力を備えている確証はまだない」と発表しました。
また、WHOは「韓國政府はMERS感染者を確認してからこれまで、患者と接觸した者の隔離などの対応を行ってきたため、現時點で新たな感染者數は減少している」との見解を示しました。
(中國國際放送局)
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