【新華社コロンボ6月17日】「中國が提起した『一帶一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)』の提案はスリランカを含む沿線諸國のために重大な発展のチャンスを創り出し、スリランカと中國による「21世紀海上シルクロード』の共同建設は、両國の経済、文化、民間といった各分野の交流を一層緊密にする見通しだ。」とスリランカ議長のChamal氏は先日新華社記者の取材に応じた際、述べた。
Chamal氏は次のように強調した。スリランカ・中國の両國は悠久の伝統的な友誼を有し、早くも1600年余り前に、中國の晉代の高僧、法顕がはるばる海を越えてスリランカへ経典を學びに行き、スリランカ・中國人民の友好的な往來の歴史を切り開いた。スリランカと中國の友好関係は古代シルクロードを起源としており、このアジア、アフリカ、ヨーロッパを結ぶ古代の商業貿易の道は、各國の平和共存、協力・ウィンウィンの歴史を創り上げたと言えるだろう。
Chamal氏は次のように述べた。1952年、スリランカ・中國の雙方は有名な『ゴム・米バーター 取引協定』を締結しており、これが両國の経済社會の発展のために重大な役割を発揮し、またスリランカと中國の友好の歴史の1ページも描き出した。2009年、スリランカの30年におよぶ內戦の終結後、中國はスリランカの戦後の復興および経済社會の回復や発展のために多大な援助を提供し、スリランカ経済の急速な発展を推進して、スリランカの発展の潛在力を世界に見てとらせた。
中國が提起した「一帶一路」の提案について、Chamal氏は、次のようにみなしている。新シルクロード、特に「21世紀海上シルクロード」は、沿線諸國の商業貿易、文化交流を促進する「融合と発展」の道と稱されている。スリランカ側はこの提案により創り上げられた得難いチャンスをつかみ、スリランカと中國の互恵協力を強化し、スリランカの経済・社會の発展を一層推進して、現地の民衆に幸福をもたらしてゆく。
(新華網日本語)
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