2015年6月2日、中國山西省運城市で、地元産のリンゴが米國に向けて出荷される。中國から米國にリンゴが輸出されるのは初。
運城名産のリンゴは、初回に20.2トンが輸出される。山西省検疫局は厳格な検查を経て、リンゴが米國側の條件を満たしていること確認。中國から米國へ、初めてのリンゴが出荷される運びとなった。
米國は年間平均20萬トンの果物を輸入しているが、検疫體制が最も厳しい國のひとつとされる。中國産のリンゴについては長年、「ノー」と貫いてきた。しかし、米農務省動植物検疫局(APHIS)は2009年と2014年の2回にわたって山西省を視察。リンゴ農園や包裝工場などを訪れ、山西省産に限って輸入を認可した。2015年5月、最終的な輸出體制が整うに至った。
山西省南西部に位置する北緯35度の運城市は、降水量や日照量、土壌などでリンゴの栽培に最も適した世界有數の條件を備えている。よって、近年は地元の支柱産業となっている。2014年の生産量は37億キロ。果実が大きく、色鮮やかで果汁が多いことで知られる。現在は世界18カ國に輸出されている。
(新華網日本語)
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