【新華社北京5月26日】現地時間22日、23日、ラテンアメリカを訪問している中國國務院の李克強総理がコロンビアとペルーで、中國-ラテンアメリカ人文交流シンポウム、及び中國─ラテンアメリカ文明相互學習の一連のイベントに出席し、文學蕓術界の著名人と代表者と一堂に會し、人文交流、文化の相互學習は、中國と南米諸國の関係発展に重要な意義を持つことについて詳しく解釈した。數萬キロを隔てた中華文明とラテンアメリカの文明は、2つの大陸において時空を超えて握手し、融合する。
「國の交わりは民の相親しむに在り。」中國とラテンアメリカは過去10年間にわたり、政治と経済貿易関係の飛躍的な発展をその目で確認してきたが、中國社會科學院南米研究所社會文化研究室の郭存海副主任は、中國とラテンアメリカの地理的距離ははるか遠くで、価値體系に差異があるため、相互の認識、把握、理解を増進することが切実に求められ、重要になると述べた。
李克強総理の今回のラテンアメリカ訪問と人文交流活動は注目を集めている。李克強総理はコロンビアで中國・ラテンアメリカの文化交流シンポジウムに出席した際に、中國とラテンアメリカの協力は物質的側面だけでなく、精神的側面もあり、後者の方がより大切だと指摘した。
「文明の対話は中國とラテンアメリカが手を攜えて共に前進するための『運命共同體』及び『理想共同體』の基盤を構築するために努力することでもある。共同體の構築は、必然的に相互の把握と理解、精神的な相互の共感が基本になる。意気を合わせ、道を同じくしてはじめて、中國の夢とラテンアメリカの夢の空間を通じさせることができる。そうすることで共に呼吸し、同じ運命を生きる。」と郭存海副主任は述べた。
中國の習近平國家主席は昨年7月にラテンアメリカを訪問した際、今後5年間で、中國側がラテンアメリカやカリブ諸國に6000人分の政府奨學金の定員枠、6000人分の中國への派遣研修の定員枠および400の在職修士の定員枠を提供し、ラテンアメリカやカリブ諸國の政黨の指導者1000名を中國への訪問・交流に招待し、また2015年に「未來の橋」中國・ラテンアメリカ青年指導者千人育成計畫をスタートさせると発表している。中國側は2016年の「中國・ラテンアメリカ文化交流年」の開催を提唱している。
早くも16世紀半ばに、有名な「中國の船」はかつて陶磁器や絹織物を満載し、広點とした大海原を越えてメキシコのアカプルコに到着し、広大な太平洋に中國とラテナメリカの友誼の架け橋を架けた。太平洋はこれまで中國・ラテンアメリカ人民の真摯な友情を隔てたことはなく、中國とラテンアメリカはかつてのどんな時よりも人文交流という「航船」によって雙方の人民の心が結びつけられるのを必要としている。まさに李克強総理が中國・ラテンアメリカ人文交流セミナーに出席した際指摘したように、「中國とラテンアメリカの広大な太平洋を超えた文化の共鳴は、互いの人民の心を繋いている絆です。」「以心相交者,成其久遠(心を以て相交わる者は、その友情が長く久しいものとなる)」。人文交流が中國・ラテンアメリカ人民を歩けば歩くほど近づかせ、中國とラテンアメリカの協力に無限で広大な見通しをもたらすことが期待できるだろう。
(新華網日本語)
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