【新華社北京5月27日】中國政府が26日、『中國の軍事戦略』國防白書を発表したことを受けて、中國國防政策の透明度がさらに向上した。中國の軍事戦略を初めて専門的に記述した白書として、中國の積極的防禦戦略構想の最新の発展狀況を體現し、平和を熱愛し、信頼構築措置を支持する中國の誠意を表明したもので、國際社會の高い関心を浴びている。
中國軍隊の世界進出のペースに伴い、1998年以降、中國政府は2年に1回、國防白書を対外に発表し、今年で9冊目になる。中國の國防政策の透明度は絶えず向上し、國防白書は9版連続でこのプロセスを見守り、記録してきた。2006年、中國核戦略を初公表した。2008年に、改革開放30年間における國防費の基本データの推移と中國戦略ミサイル部隊の基本使命及び中國核ミサイル部隊の任務に関する具體的な內容を初めて公開した。2013年、中國陸軍の18の集団軍の番號と陸軍機動作戦部隊の総人數を初めて公開した。
今回、新しく発表された國防白書は約9,000字で、目がくらむような數字はないが、中國の積極的防禦軍事戦略方針に焦點をあて、中國の軍隊の開放性、透明性及び自信に満ちたイメージと姿勢を世界に十分にアピールしている。
すべての國の軍隊が戦爭に備える任務を回避できないが、多くの國と同様に、中國の軍事戦略は戦爭をより適切に防止し、平和を維持することを目的としている。中國が獨立した自主的な平和外交政策と防禦性のある國防政策を堅持する方針は変わらず、平和的発展路線を斷固として歩む方針も変わらない。
歴史の新しい起點に立ち、自発的に中國の軍事戦略の方向を世界によりはっきりと理解させることは、中國の「君子は大きく構えている」という風格を表し、中國の平和擁護に対する自信と決意も體現する。中華民族の復興を目指す偉大なる道程の実現において、中國軍隊という平和を支えるエネルギーが世界の平和のためにより大きく貢獻する。
(新華網日本語)
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