【新華社ボゴタ5月21日】國務院・李克強総理のコロンビアへの公式訪問を前に、汪暁源コロンビア駐在中國大使が新華社の取材に応じた際、李克強総理の訪問はきっと中國とコロンビアの関係を今後更に高い段階へ引き上げるために堅固な基礎を打ちたて、それによって両國と両國の人民に幸福をもたらすだろうと語った。
汪暁源大使は、中國・コロンビア関係の発展はスタートが比較的遅かったが、世間の注目を集める成果を獲得した。現在両國は上層部の交流が頻繁で、各分野における実務的協力の成果が実り多い。雙方は國連の安全保障理事會(安保理)改革、気候変動、持続可能な発展といった重大且つグローバルな問題で緊密な意思疎通を保っていると指摘した。
経済分野では、二國間貿易額が國交正常化の當初の2207萬ドルから2014年の156億4000萬ドルまで上昇し、700倍以上成長した。中國はすでにコロンビアの2番目の貿易パートナーになっている。両國はエネルギー・鉱物、電気通信、インフラ建設などの分野でも良好な協力関係を保っている。
更に注意すべきことは、中國・コロンビア両國の文化交流が豊富で、民意の基礎がしっかりとしていることだ。コロンビア各地で孔子學院や孔子教室が先を爭って開設され、ますます多くの留學生がはるばる海を越えて相手國へ勉強に來ている。そう遠くない將來、これらの若者が両國の友情における次世代の使者に成長し、二國間関係のためにより強力な原動力を注ぎ込んでゆくだろう。
汪暁源大使は次のように語った。中國とコロンビアは同じ発展途上國で、目標が一致し、向き合って進んでいる。中國人民は現在國家の富強、民族の振興、人民の幸福という中國の夢を実現させるためにたゆまぬ努力を行っているところだ。そしてコロンビア政府は現在國內の平和のプロセスを推進しつつあり、國家衝突後の復興作業の展開に取り組み、総合的な國力の加速向上を求めている。中國とコロンビアはいずれも転換と発展の肝心な時期にあり、両國は発展の段階、生産能力のドッキングといった方面で多くの接點をもち、雙方は協力において莫大な潛在力を擁している。
(新華網日本語)
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