:
中國人研究者、陸地綿のゲノムシーケンシングを完成
jp.xinhuanet.com | 発表時間 10:29:17 | | 編集: 薛天依

中國人研究者が中心になって完成した、陸地綿のゲノムシーケンシングの研究成果が、米國時間4月20日に、世界的に有名な學術誌「ネイチャー バイオテクノロジー」(電子版)の巻頭論文として掲載された。光明網が伝えた。

同研究を実施したのは、南京農業大學の研究者が中心となったプロジェクトチーム。論文によると、陸地綿ゲノムシーケンシングは綿花のサブゲノム2種の52本の染色體、6萬以上のコード遺伝子を網羅した。他にも、500萬の分子マーカーを持つ高密度ゲノムマップを作成した。

同プロジェクトの発起人・責任者である、南京農業大學農學院教授の張天真氏は、「陸地綿ゲノムシーケンシングの完成は、綿花遺伝子學の研究を力強く促進し、綿花の遺伝子改良、基礎生物學の研究、多倍體作物の進化、雑種強勢の研究で重要な力を発揮する」と説明した。

陸地綿は世界の綿花栽培量の9割以上を佔める。中國は紡績工業大國、綿花輸入量世界一の國だ。陸地綿ゲノムシーケンシングの完成は、中國が高生産量の日照りと水害に強い陸地綿の新品種を栽培し、育種技術を高めるための大きな支えとなる。

   (人民網日本語版)

推薦記事:

中國の大學生、3D顔認識技術を開発

世界初の粉ミルク調合マシン、10秒で調合を完了

透明な航空機、エアバスが特許出願

010020030360000000000000011100391341870851