
10日、極地調查砕氷船「雪竜2號」の船上で、見送りに応える南極科學観測隊の隊員。(上海=新華社配信)
【新華社上海11月12日】中國自然資源部が組織した第37次南極科學観測隊が10日、中國が獨自に建造した初の極地調查砕氷船「雪竜2號」に乗船し、科學観測の任務を行うため上海から南極に向け出発した。
第37次の南極科學観測では、世界の気候変動などの問題対策に関して水文気象、生態環境などの科學調查活動を行うと同時に、南極海のマイクロプラスチックや漂流ごみなど新型汚染物質の動態観測任務に當たる。
今回の観測は雪竜2號にとって2度目の南極航海。航行距離は3萬カイリ余りで、來年5月上旬に上海に帰還する予定。(記者/王立彬、張建松)












