
6日、甘粛省天水市の麥積山石窟でセンサーを使って塑像の傾斜を調べる職員。(天水=新華社記者/耿馨寧)
【新華社天水9月13日】中國甘粛省天水市の麥積山石窟は今から約1600年前、五胡十六國・後秦の時代に開削が始まった。洞窟221カ所と塑像1萬體余りが現存し、精巧な泥塑蕓術で知られ「東方の彫塑陳列館」とも呼ばれる。
同石窟の文化財は1980年代に係統的な保護修復作業を開始し、緊急修復の段階から現在は予防的保護へと転換している。管理を擔當する職員らはここ數年、モノのインターネット(IoT)やセンサーなどの技術を応用したリスク監視と早期警報を実現する保護システム構築に取り組んでいる。












