
29日、海口市の日月広場免稅店の従業員(中央)。(海口=新華社記者/郭程)
【新華社北京6月30日】中國の財政部や海関(稅関)総署、稅務総局は29日、「海南離島旅客免稅商品購入政策公告」を発表し、國內各地から同省を訪れる旅客の輸入製品免稅購入枠を7月1日から1人當たり年間10萬元(1元=約15円)に引き上げるとした。
今回の免稅政策は航空機や列車、船舶で同省を離れる旅客が対象に金額や數量、品目を制限して実施される。回數を制限しない。同省から境外(外國と香港、マカオ、台灣各地區)へ出発する旅客は対象とならない。
財政部関稅司の擔當者によると、免稅枠を3萬元から10萬元に引き上げたほか、電子製品など7品目を新たに追加した。1點當たりの免稅限度額(8千元)も撤廃した。購入枠の管理を主眼とし、1回の購入數を制限する品目を大きく減らし、化粧品や攜帯電話、酒類などに限定した。
同省では2011年4月から免稅政策を試行しており、良好な成果を収めている。19年末時點の統計では延べ1631萬人の旅客が免稅品を購入し、売上高は累計538億元に達している。












