
中國の習近平(しゅう・きんぺい)國家主席(右)は28日、北京の人民大會堂でバヌアツのサルワイ首相と會見した。(北京=新華社記者/黃敬文)
【新華社北京5月29日】中國の習近平(しゅう・きんぺい)國家主席は28日、北京の人民大會堂でバヌアツのサルワイ首相と會見した。
習近平氏は次のように指摘した。中國とバヌアツの関係は現在、歴史上で最も良好な時期にある。両國の政治的相互信頼は深化を続けており、各分野の交流と協力は絶えず拡大している。中國はバヌアツと共にあらゆる分野にわたる対話や協力、交流を強化し、両國の全面的戦略パートナーシップがさらに大きな発展を遂げるよう推進していきたい。
習近平氏はまた次のように強調した。中國は世界の國點は國土の大きさや國力、貧富の差を問わず、すべてが國際社會の平等な一員であることを一貫して主張し、大國による排外主義に反対してきた。両國は「一帯一路」建設の共同推進に向けた協力計畫の調印を契機に、戦略的な結びつきを強め、協力の潛在力を深く掘り下げ、各分野の実務協力を広げていかなければならない。中國は正しい義利観(道義と利益の関係を正しく処理する考え方)と「真・実・親・誠」(真実、実質、親近、誠実)理念を堅持し、太平洋島しょ國との団結と協力を強化している。われわれは島しょ國に対し私利を図らず、いわゆる「勢力圏」を求めず、永遠に島しょ國の信頼に足る良き友人、良きパートナーであり続けていく。
サルワイ氏は次のように表明した。バヌアツは一つの中國政策を斷固として遂行し、國家の平和と統一の実現に向けた中國政府の努力を支持する。バヌアツは中國と共に「一帯一路」共同建設や國連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実行、気候変動への対応などの分野で協力を強化し、両國の全面的戦略パートナーシップが絶えず前進するよう努めていきたい。
當社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無斷転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事:


