【新華社成都2月12日】「大みそかは國民的年越し番組の『春晩』、正月1日は映畫」が中國人の新しい春節(舊正月)の過ごし方となっている。
今年の春節の連休は、「流浪地球」(さまよえる地球)などの大作映畫8本が集中上映されたが、どこでもチケットの値上がり感があった。
第三者データ機関「貓眼」の統計では、5日(舊正月1日)、國內映畫市場の興行収入(サービス費を含む)は14億3900萬元(1元=約16円)で、チケット販売は3189萬9千枚。うち、91%以上がオンライン予約で、全國の平均価格は45・1元で、前年同期と比べ約15%上がった。
中小都市では、チケットの値上がりは特に際立った。「こちらの小さな町では、いつもは28元のチケットが春節連休は45元になった」「こちらの小都市では、2D映畫チケットはなんと70、80元」と、似たような體験をしたネットユーザーは少なくない。
春節連休中のチケットの値上がりについて、業界関係者は「需給の変化とチケット補助の削減が大きな原因」と指摘した。春節には多くの人點が帰省し映畫を見る。日ごろ観客の入りがあまり良くない中小都市の映畫館は、利益を挙げ、さらに生き殘るため、この際の値上げは當然というわけだ。
また、オンライン予約が主流になっているとはいえ、映畫製作側のオンライン・チケット補助が大きく減ったことがチケット値上がりにつながった。
チケットの値上がりは、春節連休の映畫市場に多少の影響を與えている。「貓眼」の統計では、5日の興行収入が國內の1日興行収入記録を更新したが、6日から、同収入は明らかに減少。6日の興行収入は9億9千萬元で、前年同日と比べ4千萬元減った。鑑賞人數で見ると、昨年正月1日の販売量3263萬枚と比べ、今年は73萬1千枚減少、1回當たりの入場者數は昨年の約84人から62人になった。
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