
清華大學(北京=新華社配信)
【新華社ロンドン9月29日】英國の教育情報誌「ザ・タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」( The Times Higher Education)は26日、2019年世界大學ランキングを発表した。中國の清華大學がシンガポール國立大學に代わりアジア首位にランクされた。
今回のランキングでは世界81の國や地域の高等教育機関約1250校が対象となった。米オックスフォード大學が連続で首位を守り、英ケンブリッジ大學が2位を維持、米スタンフォード大學が3位に入った。全體的には米國の大學が引き続き上位を佔め、ランキング入りした大學の數も一番多かった。
清華大は中國大陸の大學の中では最高位となる22位にランクされ、昨年から順位を8つ上げた。一方、北京大學は31位と昨年から4つ順位を落とした。また、清華大は23位のシンガポール國立大學を上回ったことでアジアの首位に立ち、中國の大學にとって同ランキングで2011年以降の最高成績を収めた。
中國大陸からは今年、清華大や北京大に加え中國科技大學や浙江大學、復旦大學、南京大學、上海交通大學の7大學がトップ200に入った。
中國香港地區では5つの大學がトップ200に入り、うち、香港大學は昨年から4つ順位を伸ばし36位にランクされた。
同誌のフィル・ベイティ編集長は「中國は大學を國の経済成長戦略の最重要事項と位置付け、また年點その恩恵を受けている。清華大や北京大はいまや世界トップ大學に仲間入りしている」と語った。
同ランキングは、教育や研究、知識転用、國際的視野など複數の指標により大學の総合的な実力を評価しており、最も権威のある世界大學ランキングの1つとされる。
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