
6日、泥人形を製作する許明笙さんと妻の朱悅さん。
【新華社湖州8月7日】中國の「90後」(1990年代生まれの世代を指す)の許明笙さんと妻の朱悅さんは2016年に中國美術學院を卒業してから、さまざまな就労のチャンスを放棄して、浙江省北部山間部の湖州市呉興區埭渓鎮の実家に戻った。その後父親、許良國さんの泥人形作りの技術を継承し、現地で名の知れた泥人形職人になった。許良國さん夫婦は良國さんの父親の指導のもと、泥人形作りの基本的な技を身につけ、今では毎年300~400體の泥人形を製作しており、3年先まで予約でいっぱいだという。彼らは製作活動の傍ら、自分の工房で青少年に泥人形の作り方を無償で教えている。許明笙さんは、「故郷に戻って起業することはチャレンジであり、チャンスでもある。大學で學んだ後故郷に戻った私たちが民間工蕓品である泥人形に、より多くの新たなものをもたらせることを期待している」と語った。(新華社記者/翁忻暘)












