【新華社平壌8月3日】朝鮮労働黨中央委員會の機関紙「労働新聞」は2日の社説で、朝鮮の各地・各部門、特に農業部門が適切な措置を講じ、一致団結して高溫・幹ばつ対策を実施するよう呼びかけた。
記事では、朝鮮気象水文局の資料を基に、同國では7月下旬から現在まで、最高気溫35度以上を記録し、一部地域では40度を超え、観測開始以來、最高気溫記録を更新したと説明。多くの地域で雨が降っておらず、今後數日間も依然として全國的に高溫が続くと予測している。
記事ではまた、黃海南道(ファンヘナムド)や黃海北道(ファンヘブクド)などの地域では、このところの深刻な高溫や幹ばつで、コメやトウモロコシなどの農作物に被害が出ていると説明。農業部門にとって、高溫・幹ばつ対策を斷固実施することが、今年の食糧生産目標に到達できるかどうかに関わり、民生にも関わる重要かつ切迫した任務だと指摘している。
記事ではさらに、今回の高溫は過去に例を見ない自然災害であるものの、克服できない難関ではないと指摘している。そして、全ての部門や機関があらゆる力を動員、集中し、高溫・幹ばつ対策を積極的に実施し、各部門や機関に具體的な配置や指導を行うよう呼び掛けている。
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