【新華社アンカラ7月29日】「一帯一路」投資・金融協力フォーラムがこのほど、トルコの首都アンカラで行われ、中國とトルコの企業150社余りの代表が出席した。
鬱紅陽駐トルコ中國大使はフォーラムで、「一帯一路」構築推進のプロセスにおいて、中國・トルコ関係は數多くの堅実な成果を収めてきた。トルコの「中間回廊」イニシアチブと「一帯一路」イニシアチブの十分な結びつきは、雙方の今後の協力の潛在力が大きいことを示している、と表明した。
トルコのエネルギー天然資源大臣のファーティヒ・ドンメズ氏は、トルコは重要な地理的位置と良好な経済基盤を有し、地域的な経済強國かつエネルギー大國になれるよう盡力している。トルコは投資者に良好な経営環境を提供しており、中國・トルコ雙方の協力の見通しは広い、との見方を示している。
中國工商銀行の易會満董事長は、同行はトルコ市場を非常に重視しており、トルコ各界と対話・交流を深め、戦略協力を強化し、市場化、商業化の原則に基づいて常態化した協力メカニズムの構築を押し進め、中國・トルコの多方面、多分野、多形式の協力に、より全面的かつ豊富な金融支援の支援を提供したいと表明した。
同フォーラムでは、中國工商銀行のトルコの子銀行やトルコの関連機関が総額約38億ドル(1ドル=約111円)の協力協定に調印に署名した。
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